(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 突然の貴族暮らしで所在無げなマリアンにも、対等に話せそうな相手が出来た。マンダレーの財産管理をしている、フランクだ。独身の中年男だが感じが良く、マキシムにとっても良き友だった。彼らは仕事のため連れ立って出かける事が多く、マリアンは一人屋敷に残されることが多かった。あちこちにレベッカのイニシャルが残る屋敷で、居心地の悪い日々を過ごすマリアン。, 他にも、知り合う者達がいた。マキシムの姉夫妻が、新妻を見にやって来たのだ。南仏で見初められた新妻は軽い女だろうと思われていたが、初々しく清楚なマリアンの様子に、姉も親身に話しかけてやる。マリアンを褒め、励まし、弟や屋敷の人々についての情報を教えてくれる。しかし、レベッカや彼女を崇拝しているダンヴァース夫人についての話を聞き、マリアンは余計に不安を覚えてしまうのだった。, マリアンにとっての幸いは、マキシムとの仲が順調な事だ。それなのに、海辺を二人で散歩中、マリアンは夫を怒らせてしまう。逃げた犬を追い、マキシムが止めるのも聞かずに海岸に立つ小屋へ行った事が原因だった。その小屋は何年も使われてないようだったが、レベッカの私物が散らかっている。さらに、少し様子のおかしい男が住み着いていた。彼は、奥様は海に消えて戻ってこない、と繰り返していた。後日フランクに確認すると、男の名はベン、そしてその小屋は、レベッカが転覆事故を起こしたボートの置き場だった。, マリアンは、夫がまだレベッカを深く愛していると感じていた。美しいレベッカに対抗する為、美容やファッションを気にし始めるマリアン。しかし、マリアンの変化はマキシムを困らせるだけだった。彼は、無垢で飾らないマリアンを愛していたのだ。マキシムは、着飾るよりも女主人としての威厳を身につけるよう窘めた。, ある日、マキシムの留守中に、こっそりとダンヴァース夫人を訪ねて来る男がいた。レベッカの従兄だというこの独身男は、ファヴエルと名乗る。気安くマリアンに接するが、ダンヴァース夫人はファヴエルを早く追い出したがっているし、自分の訪問をマキシムへ伝えるなという。窓から去っていくファヴエルをあっけにとられて見送り、ダンヴァース夫人を問いただそうとマリアンが振り返ると、既に家政婦長の姿は無かった。, マリアンは、狐につままれたような気分でレベッカの部屋へ向かう。ファヴエルと出くわす前に、この部屋の窓が開いているのを見かけたのだ。明るくゴージャスな部屋に驚き、中を見て回るマリアン。いつの間にか、後ろにダンヴァース夫人が立っている。怒られるかと思えば、彼女はマリアンに部屋のしつらえを一つ一つ見せて回った。どれも、前の奥様との想い出がたっぷりだ。豪華な毛皮や繊細なレースの肌着の感触を、うっとりと指先で楽しむダンヴァース夫人。この家政婦長は、レベッカの魂はまだ屋敷に留まっていると信じていた。マリアンは、ダンヴァース夫人の不気味な迫力に恐れをなして、部屋から逃げ出した。, マリアンは、女主人として認められたいと切望していた。ダンヴァース夫人に、居間にあるレベッカの私物を処分するよう命じ、屋敷でマンダレー恒例行事の仮面舞踏会を開くという。自分ひとりの力で成功させようとする若妻にマキシムも根負けし、マリアンは早速自分の仮装衣装のスケッチに取り掛かるのだった。張り切るマリアンに、意外にもダンヴァース夫人が助言をする。祖先の肖像画から衣装を選んだらどうか。中でも、キャロライン嬢の肖像画は旦那様のお気に入りだ。マリアンは一目で気に入り、採用した。当日までマキシムには秘密にして、驚かせよう。, 舞踏会当日、会場のセッティングは順調に進んでいた。徐々に客も集まり、マリアンは満を持して衣装を夫に披露する。しかし、その衣装は、一年前にレベッカが身に纏った物と同じ衣装だった。言葉を失うマキシムや姉達。マキシムは怒って妻を怒鳴り付け、マリアンは部屋へこもって泣く羽目になってしまう。彼女を陥れたダンヴァース夫人は、同じ衣装を着てもレベッカには敵わない、と追い打ちをかけた。さらに、傷ついたマリアンを窓から飛び降りさせようとけしかけるが、突然の難破事故の知らせで我に返るマリアン。, 港は、転覆した船を救う人や野次馬で大騒ぎだった。さらに、その船の下から朽ちたボートが見つかり、そこに女性の死体があったというのだ。発見された死体は、レベッカその人だった。, ボート小屋で、マリアンは夫からレベッカの死の真相を聞く。美しく誰からも称賛されるレベッカは、実は優しさも愛情も持ち合わせていない利己的な人間だった。家柄を重んじ離婚が出来ないマキシムを利用し、完璧な妻を演じる裏で好き勝手に男達と遊びまわっていたのだ。フランクも誘惑された一人で、従兄のファヴエルとの間には子まで身ごもったという。ド・ウィンター家の跡取りとして産み育てる気のレベッカにマキシムは手をあげるが、その直後、転倒した彼女は頭を打ち死んでしまう。死体をボートと共に沈めた後、全く見も知らない女の死体が妻として見つかり、マキシム自身も検死でレベッカだと認めてしまったのだ。, マキシムがレベッカを愛していたのではないと知り、マリアンは生涯夫の側で彼を愛すと心に決める。妻やフランクにも支えられ、マキシムもこの騒ぎを乗り切ろうと決意した。幸い、州警察のジュリアン大佐はマキシムに好意的な男だ。一年前の検死では、気が動転していて間違えてしまったという言い訳を信用してくれた。レベッカの死の真相は、事故か自殺だろう。, しかし、体裁上行われた取り調べで、マキシムに不利な証言が出てしまった。見つかったボートを調べた船大工が、底に人工的な穴が開いていた事や水抜き栓が閉められていた事に気づいたのだ。これにつけこんだのが、ファヴエルだった。彼は、レベッカが死んだとされる日に書いた手紙を持っていた。自殺する人間が書いたものには思えない。彼の狙いは、金だった。ファヴエルはマキシムを脅し、仲裁に入ったジュリアン大佐とフランクと共に、レベッカが隠れて通っていたロンドンの医者を訪ねる事となる。, ロンドンの病院に残されたカルテの名は、ダンヴァースとなっていた。これは全て、自分の子を妊娠したからだとファヴエルは信じていた。しかし、医師にはレベッカが自殺をする動機があったと断言する。レベッカは、妊娠などしていなかったのだ。彼女の本当の通院理由は、ガンだった。さらに、ガンと告知を受けた日、レベッカは気になる事を言っていたらしい。自分は余命いっぱい生きない、もっと早く死ぬだろうと。彼女は、自らの病を知り、夫の手で自分を殺させようとしていたのだ。, ジュリアン大佐は、レベッカの死を自殺と判断した。そして、ファヴエルには脅迫が罪になると強く警告する。晴れて殺人容疑から解放されたマキシムは急いでマンダレーに戻るが、屋敷に近づくと、深夜にもかかわらず空が妙に明るい事に気が付いた。屋敷が、猛烈な炎を巻き上げ、燃えていた。, レベッカの死の真相をファヴエルから電話で聞いたダンヴァース夫人が、屋敷に火をつけたのだ。レベッカは、ダンヴァース夫人にもガンの事を知らせていなかった。夫人は、レベッカと過ごしたマンダレーの屋敷で、マキシムとマリアンのハッピーエンドを見るのが許せなかった。何とか屋敷から逃げ出したマリアンは夫と再会し、燃え盛る屋敷を見つめる。天井の崩れ落ちるレベッカの部屋では、恍惚としたダンヴァース夫人が崩れ落ちる屋敷にのみ込まれていくのだった。, 庶民の主人公マリアンが、貴族でハンサムなマキシムと出会い恋に落ちていく。短い時間ではあったが二人の距離は縮まり、別れを告げに行ったマリアンにマキシムがプロポーズの後に結婚をし、二人はマキシムの屋敷、マンダレーへと向かう。前半はおとぎ話のような展開で、これで物語が終わりそうだが、ここからが悪夢の始まり。 こんな事になったのはあんたのせいよ!的な復讐心もあったのかなー、知らんけど。, 約120分ある映画ですが、マキシムと女の出会いから、レベッカの死の真相が分かるまでの流れはテンポよく進むので観やすかったかなと思います。, ちなみに、ミセス・ド・ウィンター(主人公)には名前はありません。

1938年に発表されたイギリス人作家ダフニ・デュ・モーリエの小説「レベッカ」。 ... Armie Hammer(@armiehammer)がシェアした投稿 – 2020年10月月21日午前9時33分PDT. 1940年にアメリカで制作されたサイコスリラー映画『レベッカ』。サスペンス映画の神様とも称されるアルフレッド・ヒッチコック監督の渡米第一作で、出演はヒッチコック映画には欠かせないジョーン・フォンテインほか。アカデミー賞最優秀作品賞および撮影賞受賞作品です。 原作:ダフニ・デュ・モーリエ, 1940年製作のアルフレッド・ヒッチコック監督による「レベッカ」は、第13回アカデミー作品賞受賞し、1950年に日本で劇場公開されている。, ヴァン・ホッパー夫人の付き人としてモンテカルロのホテルにやってきた「わたし」が、そこでイギリスの大金持ちであるマキシムと出会う。, ホッパー夫人の目を盗んでデートを重ねていたふたりの関係は、やがて夫人の知るところとなり、結婚すると宣言してふたりはマキシムの屋敷マンダレーへと向かう。, 使用人を使ったことがない「わたし」は、屋敷でも戸惑うことばかり。そんな様子を冷ややかな目で見ていたのが、マキシムの前妻レベッカの幼少期からお世話をしていた使用人デンヴァース夫人。, 広大な屋敷の中には、未だにレベッカの影が色濃く残っていて「わたし」はその影におびえ、何かが隠されている気配を感じるもののマキシムは頑なにその秘密を明かそうとしない。, when I read one book pic.twitter.com/7HXPL3cXZI, — NetflixFilm (@NetflixFilm) October 21, 2020, 富豪の紳士マキシムを演じるのは、「コードネーム U.N.C.L.E.」「ビリーブ未来への大逆転」など多数の作品に出演している正統派イケメン俳優アーミー・ハマー。, 今作では日本ならお笑い芸人しか着ないだろうな、と思われる鮮やかなからし色のスーツをビシッと着こなしていました。194.3cmという高身長ですから、何を着ても様になる。, 例えセリフがなかったとしても、画面に映し出されるだけで見る価値があると思っちゃうのはきっと私だけじゃないはず。.

Netflix映画「レベッカ」ネタバレ ... スポンサーリンク. 製作年:2020年 レベッカ(1940)の概要:サスペンス映画の巨匠・ヒッチコック監督のアメリカデビュー作。ジュディス・アンダーソンが不気味な家政婦長を怪演。貴族の後妻として迎えられた無垢な若妻が、屋敷に残る完璧な前妻レベッカの気配に追い詰められていく。 1940年にアメリカで制作されたサイコスリラー映画『レベッカ』。サスペンス映画の神様とも称されるアルフレッド・ヒッチコック監督の渡米第一作で、出演はヒッチコック映画には欠かせないジョーン・フォンテインほか。アカデミー賞最優秀作品賞および撮影賞受賞作品です。これから不朽の名作映画『レベッカ』の結末までのあらすじや観た方の感想をネタバレで紹介していきます。この機会にぜひご覧ください!, 『レベッカ』(原題:Rebecca)は1940年にアメリカで制作されたサイコスリラー映画。サスペンス映画の神様とも称されるアルフレッド・ヒッチコック監督の渡米第一作となりました。原作は英国の作家のダフネ・デュ・モーリアによる同名小説。, ヒロイン「わたし」はリビエラ旅行中に英国紳士マキシムと出会います。そしてマキシムに見初められ後妻としてイギリスにある彼の大邸宅にやってきます。ところがその屋敷では、ヨット事故で亡くなった前妻レベッカの影響力がいまだに残っていて「わたし」は精神的に追い詰められていきます…。, 出演はローレンス・オリヴィエ、ジョーン・フォンテインほか。アカデミー賞最優秀作品賞および撮影賞受賞作品。, アルフレッド・ヒッチコックは1899年8月13日に英国ロンドン生まれた映画監督です。1925年映画「快楽の園」で監督デビュー。その後ヒッチコックは、サスペンス・スリラー映画を手掛けるようになり1934年の「暗殺者の家」や1938年の「バルカン超特急」などの監督を務めます。, 1939年の映画「巌窟の野獣」を最後にヒッチコックは、母国イギリスを離れアメリカ・ハリウッドに渡ります。そしてヒッチコックのハリウッド第1作である本作『レベッカ』はアカデミー作品賞・映像賞を受賞します。, ヒッチコック全盛期の'50年代から'60年代にかけては「裏窓」(1954年)、「ハリーの災難」(1955年)、「めまい」(1958年)、「北北西に進路を取れ」(1959年)、「サイコ」(1960年)、「鳥」(1963年)と映画史に残る傑作を次々に発表。その一方でヒッチコックは、テレビ「ヒッチコック劇場」のプレゼンターとして登場しお茶の間にも広く知られるようになりました。そして1980年4月29日、巨匠ヒッチコックは惜しまれつつこの世を去りました。, 映画『レベッカ』の原作は、1938年に発表されたイギリスの作家ダフニ・デュ・モーリエ作の同名小説です。, 作品名の「レベッカ」は主人公「わたし」の夫マキシムの亡くなった前妻の名前から取られています。小説『レベッカ』は今回お届けしている映画のほか、ミュージカルにもなっています。, ここからは『レベッカ』のあらすじをネタバレでお届けします。富豪のホッパー夫人の付き人として南仏モンテカルロまで同行した「わたし」は、同じホテルに滞在していた英国貴族マキシム・ド・ウィンターと出会います。一年前に妻を亡くしたマキシムと「わたし」はすぐに恋に落ちました。, そんな甘い関係も束の間、ホッパー夫人には帰国しなければならない急用が持ち上がります。それは娘の婚約でした。すぐにホッパー夫人に同行してホテルを発たなければならなくなった「わたし」は、別れを告げるためマキシムの部屋へ押しかけます。, マキシムは「わたし」の言葉を遮ると、いきなりプロポーズを始め一緒に彼の邸宅、マンダレーへ行こうと誘います。唐突な申し出に戸惑う「わたし」。しかし、マキシムの魅力と情熱に突き動かされた「わたし」は、ド・ウィンター夫人となることを決意します。, マンダレーで「わたし」を待ち受けていたのは、広大で豪奢な屋敷に大勢の使用人たちでした。その中の一人、マンダレーを取り仕切っている家政婦長のダンヴァース夫人は、あからさまな態度で新しい女主人の「わたし」に接します。何かにつけて馬鹿にしたり前妻のレベッカと比較したりします。レベッカが使っていた部屋はその頃のままに保たれていました。, 突然環境が変わって落ち着かない「わたし」にも、話し相手が見つかります。それはマンダレーの財産を管理している独身の中年男、フランクでした。しかしフランクは主人のマキシムに仕事で連れ出されることが多く、その間「わたし」は一人屋敷に取り残され不安を抱えて過ごすことに。, 暫くしてマキシムの姉夫妻が新妻を尋ねてやって来ました。初々しく清楚な「わたし」を見てマキシムの姉は気に入ったようでした。「わたし」を励ますと弟マキシムや屋敷の人たちについて教えてます。しかし、レベッカを崇拝するダンヴァース夫人についての生々しい話は「わたし」をさらに不安にさせてしまいました。, 「わたし」にとってはマキシムとの仲が順調なのが救いでした。ところがそれすら危うくする出来事が起こります。海辺を2人で散歩中、「わたし」はマキシムを怒らせてしまいます。マキシムの制止を無視して逃げた犬を追い小屋へ行ったのが原因でした。, その小屋にはレベッカの私物が置かれ、さらにおかしな風貌の男が住み着いていました。その男は、奥様は海に行ったまま戻ってこない、と繰り返し言っていました。後日フランクに聞くと、その小屋はレベッカが事故を起こしたボート置き場で、小屋にいた男は名前をベンと言いました。, 「わたし」は、レベッカに対する夫の愛がいまだ変わらないことを意識します。そして美しかったレベッカに近づきたいと美容やファッションに気を遣うようになります。しかし、そうした努力も空しく、マキシムは着飾るよりも女主人としての品格を身につけるよう「わたし」に要求します。彼にとっては純粋で飾らない「わたし」が魅力的だったのです。, ある日、男がダンヴァース夫人を訪ねて来ました。その男は名前をファヴエルと言い、レベッカの従兄ということでした。暫くするとファヴエルは、自分の訪問をマキシムへ伝えるなと言い残し窓から去っていきました。その光景に驚いた「わたし」はレベッカの部屋へ入っていきました。先ほどその部屋の窓が開いているのを見かけ不審に思ったからでした。, 明るく瀟洒な作りの部屋を見て驚く「わたし」。ふと後ろを見るとそこにはダンヴァース夫人の姿が。怒られるかと身構えると、ダンヴァース夫人は「わたし」に部屋の説明を始めます。どの調度品もレベッカとの想い出で溢れているようでした。説明しながら豪華な毛皮やレースの肌着に指先を這わせるダンヴァース夫人。「わたし」はダンヴァース夫人の不気味さに怖くなり部屋を後にしました。, 「わたし」は女主人として皆に認められたいと願っていました。そこで思いついたのが、マンダレーで恒例となっている仮面舞踏会の開催でした。自分ひとりで宴を成功させようと奮起する若妻に夫マキシムも理解を示します。そして意外なことにダンヴァース夫人が助けてくれます。祖先の肖像画を参考にしては?と言うと、旦那様のお気に入りだとしてキャロライン嬢の肖像画を「わたし」に勧めてきます。, 仮面舞踏会当日になりました。招待客が集まってきたのを見計らって「わたし」は衣装を夫に披露します。ところが、ダンヴァース夫人ご推薦のその衣装は、一年前にレベッカが身に着けたのと全く同じものでした。茫然と立ちすくむマキシムたち。, 突然マキシムは新妻を怒鳴り付け、「わたし」は自分の部屋へ逃げ込み泣きわめきます。ダンヴァース夫人は「わたし」の耳元で「同じ衣装を身に着けたとしても到底レベッカには敵わない」と冷たく言い放ちます。さらに「わたし」に窓から飛び降りるように迫りますが、その時突然、難破船事故のニュースが入ってきます。, 港に駆けつけると、そこは転覆した船の乗船者を救助しようとする人から野次馬で大騒ぎでした。捜索が続けられると、何とその船の下はボートがありその中から女性の遺体が発見されたのです。発見されたのはレベッカその人でした。, ここからは『レベッカ』結末のネタバレ紹介になります。マキシムは「わたし」にらレベッカの死について真相を語ってくれました。皆から称賛の声が絶えなかったレベッカですが、実は優しさの欠片(かけら)もない利己的で冷淡な人間でした。貴族としての世間体から離婚が出来ないマキシムの足元を見て、表向きの完璧な妻としての顔の裏には男たちとの遊興に耽るふしだらな女の一面を持っていました。, 従兄のファヴエルとも関係を持ち身ごもってしまいます。子どもを産んで育てるというレベッカにマキシムは怒りを抑えられず殴りつけました。すると転倒した拍子に彼女は頭を船の滑車に打ちつけて死んでしまいます。マキシムは彼女の死体をボートもろとも海に沈めました。その直後に遺体が上がりマキシムが検死に立ち会いレベッカであると確認しました。, 続いての結末ネタバレは夫に向けられた疑いについてです。マキシムとレベッカの真相を知った「わたし」は、生涯夫を愛していこうと決心します。マキシムもまた妻のためにこの一件を乗り切ろうと胸に誓います。幸いにして今回見つかった遺体の捜査を指揮するジュリアン大佐は、マキシムとは懇意の間柄でした。, 一年前に見つかった遺体の検死では、気が動転していて判断を間違えたという言い訳を信用してくれました。レベッカの死の真相は事故か自殺だろうということに決まりかけます。ところが、取り調べの中でマキシムに不利な証言が出てきました。発見されたボートを確認した船大工が、船底に人為的に穴が開けられていたことや水抜き栓が閉められていた事に気づいたのです。, これに目を付けたのがレベッカの従兄ファヴェルでした。彼の手元にはレベッカが死の当日に書いた手紙がありました。手紙の内容はこれから自殺する人間が書いたとは到底思えないものでした。ファヴェルはマキシムから金を脅し取ろうと考えていました。, ファヴェルはジュリアン大佐やフランクと一緒にレベッカが密かに通っていたロンドンの医者を訪ねます。医者の元に残されたカルテの患者名は”ダンヴァース”となっていました。自分の姓が使われていた事実にファヴエルは小躍りします。, しかし彼の思惑に反し、医師はレベッカに自殺の動機があったと証言します。医師によるとレベッカは妊娠などしておらず、彼女の病名はガンでした。またレベッカは余命よりも早く死ぬだろうと言っていたことも明かします。彼女は自身を襲った不治の病を知り、夫に自分を殺させようとしていたのです。, 最終的にジュリアン大佐はレベッカの死を「自殺」と断定。殺人容疑が晴れたマキシムは急いでマンダレーに戻ります。屋敷に近づいたところで闇夜に広がる明かりに気づきます。それは猛烈な炎を上げて燃えさかる彼の屋敷でした。ファヴェルからレベッカの死の真相を聞いたダンヴァース夫人が屋敷に火を放ったのです。ダンヴァース夫人にはマキシムと「わたし」の幸せな姿を見るのが耐えられませんでした。, 命からがら屋敷から逃げ出した「わたし」はマキシムと再会し、炎を上げて燃え盛る屋敷を見つめます。屋敷の西に位置するレベッカの部屋に目をやると、恍惚とした表情のダンヴァース夫人が見えました。彼女は崩れ落ちる屋敷にのみ込まれて行きました。以上『レベッカ』結末のネタバレでした。, お金持ちの付き人をしている若き女性。雇い主のお供で訪れた旅先で英国貴族マキシムと出会い、結婚へ。純情可憐で素直な性格ですが、内向的で人と打ち解けるのに時間がかかる一面も。, 映画「レベッカ」で「わたし」(マリアン)を演じたのは、1917年10月22日イギリス人の両親の元、日本で生まれアメリカの女優ジョーン・フォンテインです。彼女は1935年にジョーン・クロフォード主演の「男子牽制」で映画デビュー。1940年本作「レベッカ」でアカデミー主演女優賞にノミネートされると、翌年には同じくヒッチコック作品「断崖」で同賞を受賞。, フォンテインは1940年代から1990年代まで50年以上にわたり映画、舞台、ラジオ、テレビで女優活動を続けました。1978年にはその長い女優生活を振り返り、自伝「No Bed of Roses」を出版しています。フォンテイン最後の出演作となったのは、1994年のテレビ映画「ウェンセスラスはよい王様」でした。その後カリフォルニア州カーメル・バイ・ザ・シーの邸宅で余生を過ごし2013年12月15日96歳でこの世を去りました。, 英国貴族でマンダレー地区の領主。妻のレベッカを亡くして一年になる時、旅先でうら若き女性と恋に落ちます。若々しさを保った魅力的な男性でしが、感情に流されやすく時に激昂することも。, 出典: https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp, 「レベッカ」でマキシムを演じたのは、1907年5月22日イングランド/サリーに生まれ 1989年7月11日にこの世を去ったイギリスの俳優、映画監督ローレンス・オリヴィエです。1930年「The Temporary Widow」で映画デビュー、1931年にはハリウッドへ進出し「Fred and Lovers」ほか2作品の映画に出演、1937年には映画「無敵艦隊」で共演したヴィヴィアン・リーと恋に落ち1940年オリヴィエにとって2度目の結婚をします。, 1947年に製作・監督・脚色・主演の映画「ハムレット」でアカデミー作品賞、主演男優賞を受賞。その後も様々な映画・舞台で制作・監督・主演を務めています。その功績が認められ、1947年ナイトの位を授けられ、1970年には一代貴族に叙されています。アカデミー賞には主演賞9回、助演賞1回ノミネートされており、とりわけ主演賞9回のノミネートは歴代1位の記録を誇ります。, マキシムの邸宅のあるマンダレーの家政婦長。レベッカの使用人をしていて、マキシムとの結婚に伴いマンダレーに越してきました。レベッカ亡き後も彼女を崇拝し続けていました。常に無表情で特にマキシムの新妻には辛く当たります。, 『レベッカ』でダンヴァース夫人を演じたのは、1897年2月10日オーストラリア・アデレードに生まれ主にアメリカで活躍した女優ジュディス・アンダーソンです。1915年に舞台デビュー。その後、アメリカ/ニューヨークに渡り1922年にブロードウェイデビューを飾ります。, 1940年本作『レベッカ』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされると以降は映画にも積極的に出演するようになります。しかし彼女の活躍の中心は舞台であり、とりわけシェイクスピア『マクベス』でのマクベス夫人は十八番でした。またテレビドラマ『マクベス』でもマクベス夫人を演じ、エミー賞主演女優賞を受賞しました。1992年1月3日94歳でこの世を去りました。, 亡きレベッカの従兄。社交的な性格ですが反面抜け目なく悪知恵を働かせます。レベッカの死に疑いを持ちマキシムを脅迫するのですが…。, 『レベッカ』でジャック・ファヴェルを演じたのは、1906年7月3日ロシア帝国ペテルブルクに生まれ1972年4月25日65歳でこの世を去ったイギリスの俳優ジョージ・サンダースです。, 1934年に映画デビュー。ハリウッド進出後の1937年に映画「勝鬨(かちどき)」に出演し注目を浴びます。1941年には「The Falcon」シリーズの主役に抜擢されます。また1950年の「イヴの総て」ではシニカルな演劇評論家を演じてアカデミー助演男優賞を受賞。冒険活劇のヒーローから悪党まで演じる個性派俳優として活躍しました。, 『レベッカ』シンデレラストーリーから前妻の影に苦しめられる話へ行って、終盤さらなるサスペンス展開へと段階が変わっていくのがいい。一度も姿を見せない人物なのに、文字だったりカメラワークだったりで存在感を感じさせるのが見事。 https://t.co/7Y6pnLuOc6, 最後に『レベッカ』を観た方の感想や評価を紹介します。最初の方は、ヒッチコック監督ならではのカメラワークに感銘を受けたとの感想を寄せています。見えないレベッカの動きを捉えた映像が見事だったということです。, 下手なホラーよりもダンヴァース婦人のほうが恐いんじゃないかなぁ。さすがにヒッチコックはサスペンスの神様やね。ジョーン・フォンテーンが綺麗した。 http://t.co/NOfkVuw9, 続いては、サスペンスの神様、ヒッチコック監督に感銘を受けたという方の感想です。とりわけ無表情で現れるダンヴァース夫人が下手なホラーよりも恐いと感じたようです。, 『レベッカ』第一級のミステリー映画。トリック的には難しいものではないが、じわじわと来るサスペンスに忘れられない深い味わいが残る。使用人ダンバースの無表情な怖さに、主人公のジョーン・フォンティーンの可憐で品のある美しさ!